整形外科
●概要
骨、関節、筋、腱、靭帯など、整形外科疾患全般の治療に当たっております。当院では急性期病棟だけではなく、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟も兼ね備えております。そのため高齢者の方など手術後に入院が中・長期化する場合にも対応可能です。
●診療内容
整形外科は全身の運動器疾患を対象としていますが、当科では、足の外科、関節外科、骨折外傷外科の3つを主に扱っています。
それぞれの担当医師のいる外来日に受診していただければ、診療や検査等がスムーズに進みます。
・足の外科 担当:倉茂医師
足部・足関節、つまりつま先から足首までの疾患がメインとなります。詳しい内容は倉茂医師の専門ページをご参照ください。
対象疾患:外反母趾, 内反小趾, 扁平足, など
- 足の外科
⇒外反母趾の手術を希望される患者様に外来でお渡ししているパンフレットです。
⇒前足部(外反母趾や足趾変形)に対するMIS(最小侵襲手術)について
⇒MIS(minimally invasive surgery)for bunion correction
⇒2019年のMIS手術実績
⇒2020年のMIS手術実績
⇒業績目録(平成27年より)
・関節外科(股関節・膝関節) 担当:角田医師 長谷川医師(第2・4金曜 PM:専門外来)
変形性関節症等の変性疾患、また骨折等の外傷による変形等に対する治療をメインとします。当科では股関節や膝関節を主な治療対象とし、人工関節置換術、関節鏡手術等を行うことが可能です。また、人工膝関節を入れるほどの状態でない場合は、膝関節骨切り手術も行うことが可能です。(股関節の骨切り手術は行っておりません。)
対象疾患:変形性関節症, 大腿骨頭壊死, 大腿骨内顆骨壊死, リウマチ性関節破壊, など
→人工股関節について(PDFリンク) 人工膝関節について(PDFリンク)
・骨折外傷外科
骨粗鬆症を伴う高齢者の骨折や、若年者のスポーツ外傷が多くを占めます。特に高齢者の大腿骨近位部骨折については、できる限り早期の離床をするために、早期手術を心がけております。
対象疾患:骨折, 脱臼, 捻挫, など
→外傷について(PDFリンク)
※手の外科手術および脊椎手術等、当科で治療が困難な方については、対応可能な近隣病院へのご紹介をさせていただいております。
・骨粗鬆症治療
近年、高齢者の骨粗鬆症による脆弱性骨折が増加しており、その予防のために、骨粗鬆症の治療を勧めております。骨密度計測を行い、内服、注射等、患者様に合った治療を行っております。
→骨粗鬆症診療について(PDFリンク)
●治療成績
2019年度 手術件数
股関節 | 股関節 人工骨頭挿入術 | 23 |
---|---|---|
人工関節置換術 | 15 | |
人工股関節再置換術 | 0 | |
その他 | 1 | |
膝関節 | 人工膝関節置換術 | 39 |
人工膝関節再置換術 | 1 | |
その他 | 1 | |
外傷 | 上肢 | 50 |
下肢 | 104 | |
その他 | 1 | |
足 | 外反母趾 | 30 |
内反小趾 | 7 | |
その他 | 21 | |
その他 | 10 | |
計 | 303 |
●外来担当医表
●医師紹介
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名前 | 倉茂 聡徳 (くらしげ としのり) | ||||||||||
担当診療科 | 整形外科 | |||||||||||
役職 | 整形外科部長 | |||||||||||
出身大 |
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資格・認定 |
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専門 |
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名前 | 長谷川 隆司(はせがわ たかし) | |||||||||
担当診療科 | 整形外科 | ||||||||||
出身大 | 埼玉医科大学 | ||||||||||
資格・認定 |
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専門 | 整形外科一般、股関節、膝関節、人工関節(股、膝) |
●整形外科で手術を受けられる方へ
当科では、学会発表、研究などのために、入院・通院されていた患者様の診療情報を匿名化して用いる場合があります。その際、患者様のプライバシーの保護については、法令等を遵守して行います。
ご自身の情報について、研究等への利用を望まれないという方は、担当医にお申し付けください。