足の親指の変形と痛み、「外反母趾」

外反母趾は、女性に多い病気です。親指がくの字に曲がり、ひどくなると2番目の指と重なったり、足底にタコができて痛かったり、内反小趾と言って、小指側も出っ張ることがあります。

足に負担をかける不適切な靴が原因の一つと言われますが、関節リウマチの方にも多いです。外反扁平足や変形性リスフラン関節症などを合併していることもあります。変形がある程度以上になると、親指を曲げる筋肉の力の方向がずれるために、徐々に悪化してしまいます。

予防としては、適切な靴を履くことが大事ですが、よく売られている幅広の靴がいいのかというと、必ずしもそうではありません。指の間を広げる装具も、変形を回復させるまでの効果は、あまり期待できないようです。

治療としては、指を開く体操をしたり、靴の中敷き(足底挿板)を入れる方法があります。それでもだめな場合には、親指の骨などを切って矯正する手術を行います。

よくある質問
Q 外反母趾は遺伝しますか?

A 子供の頃からその傾向がある人もおり、遺伝的な要素も考えられます。

Q どんな手術がありますか?

A 外反母趾の程度に応じて、いくつかの術式を使い分けます。また、槌趾や内反小趾、変形性リスフラン関節症、外反扁平足などを合併している場合には、そちらの治療も必要になることもあるので、主治医とよく相談することが大事です。

Q 手術をすれば治りますか?

A 術後も、不適切な靴を履いたりすれば、再発する場合があります。また、元々の変形が強いと、手術しても矯正が不十分になったり、術後再発することがあります。

このページを閉じる